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Le Guide de la Cuisine Marocain [Morocco]


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【Tajine:タジン】モロッコ人が毎日食べている煮込み料理  厚い陶製の皿に材料を入れ、そこに三角のふたを
中身は鶏肉、羊肉に野菜などさまざま。           かぶせて弱火にかける。これがその容器。

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【Salades Marocain:モロッカンサラダ】         これはホテルでの普通の食事
トマト、ピーマン、キュウリ、タマネギなどを賽の目状に
切った野菜をクミン風味のドレッシングで和えたもの。
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【シシケバブ】肉の串焼きです。             ホイルに包まれているのは魚のマス
                            醤油とご飯が欲しくなりました。

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これ良く覚えてません。(涙)             モロッコ風いかめし これオススメ。美味しかったです。



モロッコの名物料理


今回は番外編としてモロッコの料理を紹介します。
北アフリカ共通にある料理はタジンとクスクス。タジンは上の写真でも紹介しましたが
地元の人は毎日食べる煮込み料理で鶏肉や羊肉に野菜を煮込んでいます。
それとクスクスは一番小さいパスタです。最初に出てくると一瞬ご飯に見えますが、
残念ながら米の味はしません。
個人的には煮込み系の料理は苦手なのでタジンはダメでした。

しかし、モロッコは大西洋に面しているので魚の料理があったのが救われました。
メディナの中にも魚屋さんがありましたので、モロッコの人々も結構食べるようですね。
特にイカめしは日本で食べるものと非常に似ていて、一番美味しかったです。
それとマス料理もオススメかな。

全体的な評価は、地域的に近い去年のチュニジアと料理は非常に似てましたが
チュニジアの方が僅差で良かったかな。
欧州人が沢山観光に来ている国ですので、普通に旅行する分には、食に困ることは
ないと思います。



〔世界の料理シリーズ〕
ヨルダン編
モロッコ編
チュニジア編
ウズベキスタン編
中国編
ベトナム編


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Volubilis [Morocco]


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Volubilis : Canon EOS 350D




Archaeological Site of Volubilis


モロッコの旅も最後。最後の訪問地はヴォルビリス遺跡と古都メクネスそして首都ラバト
です。
先ず最初に訪ねるヴォルビリス遺跡はモロッコに現存する最大のローマ遺跡です。
最大と言ってもローマからはるか彼方の地にあるローマ遺跡ですので、規模はかなり小さ
いかな。

遺跡はフェズの街から比較的近くにあり、フランスの大地のような畑の中を進むと突然と
現れます。何故こんなところに遺跡があるのかと思うような場所ですが、多分、遺跡の周
りの景色は今も昔も変わらず、豊かな穀倉地帯だったかもしれません。
綺麗に残っている遺跡は凱旋門、礼拝堂、メインストリートにある列柱、それと数は少な
かったですがモザイクもありました。
ヴォルビリス遺跡、規模は大きくないかもしれませんが、2000年も前にローマと同じ環
境を造ろうとしたローマ人の執念はすごいものがあります。何が彼らをここまでさせた
のか。ローマの遺跡については、もう少し本格的な遺跡も見てみたいものです。

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町を取り囲む城壁から遺跡を望む。           タンジェ門からデクマヌス・マクシムス通りを撮影。    
                           すべての道はローマに通ず。

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カラカラ帝の凱旋門                  約2000年前のモザイク


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バシリカ礼拝堂                   ちょっと分かりにくいけれどコウノトリの巣です。



ヴァルビリス遺跡の次は聖者の町ムーレイ・イドリスを経由して古都メクネスです。
メクネスはマンスール門と非ムスリムも入場できるムーレイ・イスマイル廟を見学。
そして駆け足で首都ラバトに行きカサブランカまで戻るという、結構忙しい日になって
しまいました。
これでモロッコの旅も終わりです。

今回の旅行で改めて自分なりに感じたのが遺跡よりもメディナのような生活感あふれる所
の方がものすごくワクワクするということでした。今回の旅行で外国への旅行はしばらく
止めようと思っていたのですが、旅行に行くと新しい情報を得て行きたいところがまた増
えてしまうのです。
次にどこに行くかは分からないけれど当分旅行は止められそうにありません。


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メクネスから北に行くとある、聖者の町「ムーレイ・イドリス」 この景色は今も昔も変わらない気がします。
かつては町全体が非イスラム教徒に閉ざされていたそうです。

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Bab el Mansour マンスール門             モロッコの首都ラバトにあるハッサンの塔
北アフリカで最も美しく、有名な門のひとつだそうです。 実際の高さは88mになるはずでしたが、工事が中断
                           されて44mしかありません。




もうちょっと、つづく かも。



モロッコの写真です。 fotologue


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Fez el Bali [Morocco]


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Fez el Bali : Canon Digital IXUS Ⅱ




Medina of Fez


モロッコの旅も5日目です。残り僅かになりまして乾燥した砂漠地帯から再び
アトラス山脈を超えて、今度はフェズの街にやってきました。

今回の旅は日本からの移動もさることながら、モロッコ国内での移動距離
も結構あり、かなり疲れがたまってます。そんなわけで久しぶりにお腹の
調子も悪くなってしまいました。ここフェズで唯一の連泊があったので
ホテルで休んでいても良かったのですが、ここフェズも楽しみにしていたので
やはり休む訳にはいきません。

なぜならば、ここフェズの街はイスラム圏最大のメディナがあるからなのです。
メディナは大きく分けて二つありまして9世紀にできたフェズ・エル・バリと
13世紀にできたフェズ・エル・ジェディド。特に今回は世界最大の迷路と言われて
いるフェズ・エル・バリを中心に回ります。

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ブー・ジュールド門         馬は大丈夫なのかな?       ブー・イナニア・マドラサ
ここからメディナに入ります。                     イスラム神学校です。

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この辺の通りは広い方です。    大人一人がやっと通れるところも  カラウィン・モスク
                 多いのです。


フェズ・エル・バリですが、今までメディナと呼ばれているところはそこそこ
見てきたし、スークやバザールも見てきたけれど、ここは本当に迷宮都市です。
方向はすぐ分からなくなるのでちょっと歩くとすぐ迷子になれます。

それとメディナの中は物乞いの人が多かったかな。モロッコに着いてからいい
車がばんばん走っていて豊かな国だなーと思っていたけれどメディナの中は
貧しい感じです。
お金をくれという人もいたけれど、ペンをくれと言う人が多かったです。
今までなかったパターンなのでちょっと驚きです。知っていればダースで買って
行ったのに。

でも、そんなことより、ここのメディナは生活感があって期待以上の面白さです。
こんなに面白い街はなかなかないかも。
モロッコに行ったらここは絶対に外さないでくださいね。


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このゴミゴミした感じがたまりません。 ♪さかな、さかな、さかな。    ぽつんと果物屋さん。
                   モロッコの人々も結構魚を食べる     サボテンの実を売ってます。
                   ようです。
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この先は何があるのかと興味が   タンネリ(なめし革染色職人街)  メディナの中の輸送手段は
尽きません。                            
今も昔も変わらないです。



もうちょっと、つづく



モロッコの写真です。 fotologue


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Sahara [Morocco]


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Sahara : Canon Digital IXUS Ⅱ




Sahara


今回、モロッコを旅先に選んだもう一つの理由がサハラ砂漠。
砂の山がどこまでも続く景色が見たかったのです。
実は昨年チュニジアで見たサハラ砂漠は、砂はあったことはあったのですが、
全体的に白っぽくて砂の量がちょっと物足りなくてイメージとちょっと違った景色
だったのです。決してチュニジアにそのようなところがない訳ではなく、そういう
ツアーに参加しなかった自分が悪かった訳ですが。
そんなこともあって、今回はモロッコを選んだ訳です。

起床は3:45。サハラで日の出を見ようということでこんな早い時間に起きなくては
ならないのですが、何故かこういう時は起きられるものです。
早速、4WD車に乗車して、しばらく舗装された道を走りますが、やがて道はなくなり
乾燥した大地をひた走ります。そしてまだ真っ暗な中、ようやく到着。
月が出ていたのでぼんやり砂の山が見えてきました。

車で行けるのはここまで。ここから先は徒歩で登るかラクダに乗るか選ばなければ
なりませんが、体力温存派なのでラクダを選択。
300DHといういい値段でしたが、結構な距離を乗りましたので、結果的に良かった
と思います。そして最後の山登りはラクダでも登れないので、自力で登って日の出を
待ちます。

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夜明け前、西の空に月が浮かんでました。        徐々に明るくなってきました。


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サハラで見る御来光です。              風紋が本当に綺麗なのです。
                          砂の感触はふかふかという感じです。


どこまでも続く砂の山々。
生き物を拒絶した無の空間。

地球って本当に素晴らしい。



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今回、お世話になったラクダくん。後ろにいるラクダ牽きの  今回、お世話になった4WD車。
お兄ちゃんはこのあとアンモナイトの化石を売ってました。

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この写真は帰り道ですが、真っ暗な道を走って、荒野の中を延々と走ると上の砂漠に出会えるのです。



この後、約7時間をかけてフェズを目指します。つづく



〔追記〕
日の出の撮影でしたので三脚は必須ですが、さすがに荷物になるので
断念しました。
でも、地面にカメラを置いてもシャッターボタンを押すとどうしてもブレて
しまうので最低限リモートスイッチはあった方が良いと思います。
今回は両方とも無かったので、砂漠で撮影した写真はほとんど手ブレ
でした。(涙)



モロッコの写真です。 fotologue


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Route des Kasbahs [Morocco]


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Route des Kasbahs : Canon EOS 350D




カスバ街道を行く


3日目(飛行機での移動を含めれば4日目)は、砂漠の街エルフードを目指す完全移動日
です。
個人的には移動だけというのは嫌いな方ではないので、たまにはいいですね。
なので、今日はゆっくり車窓からの景色を眺めます。

ワルザザードからエルフードへのルートはカスバ街道と呼ばれ道沿いには数多くのカス
バが残ってます。ちなみにカスバとは城壁で囲まれた要塞のことで、要塞化された村は
クサルと呼ぶそうです。なので先週のアイト・ベン・ハッドゥはクサルと呼ぶのが正し
そうです。

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このように綺麗に残っているカスバは少ないようです。   L'Oasis de Todra
たしかベンモローのカスバと言っていたような?

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屋根には羊を載せて、坂道をトロトロ登ってます。     荒涼とした景色が続きます。


現在のモロッコの人々が住んでいる住居はコンクリート製が一般的で、土でできたカス
バは、住まないと風化がかなり進んでしまうようです。
約7世紀にアラブ人の支配を逃れたベルベル人が築いたカスバ。大小合わせて1000以上
あると言われているカスバですが、きちんと保存しないとかなりの数がなくなってしま
いそうです。



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本日、唯一の見所。トドラ渓谷です。高さ約160m。
    地下に水路を造ったあとだそうです。
ロッククライミングの名所だそうです。



つづく



モロッコの写真です。 fotologue


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Ait Ben Haddou [Morocco]


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Ait Ben Haddou : Canon Digital IXUS Ⅱ



Ksar of Ait-Ben-Haddou


2日目の午後に向かったのはモロッコの世界遺産の中でも有名なアイト・ベン・ハッ
ドゥ。数多いカスバ(城壁で囲まれた要塞)の中でも、もっとも美しいと言われている
カスバです。
今回、旅先にモロッコを選んだ理由の一つもこれが見たかったからです。
以前、TBSの世界遺産で観ていつかは行ってみたいと思っていましたが、意外と早く訪
ねることになりました。

世界遺産の番組を観た時は4WD車に乗って山場の細い道を行くように作られていたので、
行くのは大変だなと思っていたのですが、道は舗装され普通の車でも大型のバスでも行け
るところでした。TBSさん、誇張しすぎです。
でも簡単に行けるようになったのは最近の出来事かも知れませんね。
我々も行けるようになった訳だし。


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白い建物は映画のセット。ディカプリオも出演するらしいです。 川の向かい側は新村。殆どの家族は移住して
でも、タイトルは分かりません。               しまったそうです。

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この方は現在もアイト・ベン・ハッドゥに住んでる      山頂にある食料庫。最後の砦だそうです。
ガイドさん。


いよいよ念願のアイト・ベン・ハッドゥに近づくと急に雲行きがあやしくなって今にも
雨が降りそうな天候になってしまいました。
砂漠に近い乾燥地帯なのに・・・、わざわざ遠くから来たのに・・・、基本的に土で固
めた建物なのに・・・。理由は沢山あるけれど雨の見学は何としても避けたかったのです。
でも、願いは通じて曇り空ながら傘は差さずに済みました。

そのあと数日、午後に必ず1回は雨が降っていましたので、砂漠地帯でも決して雨は珍
しいことではないようです。でも、その代わり、アイト・ベン・ハッドゥに行くには川を
歩いて渡らなけ
ればならないのですが、数日前に降った雨で増水していて渡るのに靴を脱
いで渡る羽目になってしまいました。
ちなみに、それがイヤな人はロバにまたがって川を渡る方法もあります。


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カスバの中は迷路のようになっています。  また、各家への入口は敵からの進入を惑わすため暗くなってます。


でアイト・ベン・ハッドゥの印象ですが、期待値が大きかったせいもあって、それほど
印象に残らなかったです。多少、天気が悪かったのと、山頂まで登るが大変で写真
を撮るどころではなかったからかな。
でも、多くの映画の舞台になることでもわかるように、規模といい美しさは一番の
カスバだと思います。


〔補足〕アイト・ベン・ハッドゥについて
隊商交易の中継地として栄えたこの地にはカスバと呼ばれる邸宅が数多く建築され、中でも特に有力であった
ハドゥ一族が築いたのがアイット・ベン・ハドゥの集落である。孤立した集落であるがゆえに、盗賊などの掠奪
から身を守るため、城砦に匹敵する構造になっている。敵の侵入を防ぐため、集落への入口はひとつしかなく、
通路は入り組んでおり、1階は窓がなく換気口のみである。
また、外壁には銃眼が施されている。集落の最上階には篭城に備えて食料庫がある



つづく



モロッコの写真です。 fotologue


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Marrakech [Morocco]


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Marrakech : Canon EOS 350D


 

Medina of Marrakesh


カサブランカから高速をぶっ飛ばし、二つ目の都市マラケシュにやってきました。
前の日の夕食時間が遅く就寝時間も遅かったのですが、今日も朝から観光です。

古いイスラームの街には城壁に囲まれたメディナ(旧市街)があるのですが、ここは
マラケシュのメディナは世界遺産に登録されています。
モロッコでは2番目に古い街で1070年頃、最初のイスラム国家が都として定めた頃
から栄えたようです。

当方、基本的に古い街が好きなので楽しめそうですが、地球の歩き方を読むと写真を
撮るとお金を要求されることが多いようなので、気を付けて撮影です。
でも、基本的に断って撮影すればどこの国でもOkayですが、了解をもらうと自然な
表情がでないのですよねー。難しいところです。

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クトゥビア 高さ約77m、1192年完成         香辛料のお店


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マラケシュのメディナ                  何を売っているのかな?


ここの街の特徴は「赤茶色」。
建物の色、壁の色、大地の色。すべてが赤茶色なのです。
ここの土地は鉄分が多いらしく酸化して赤くなっているそうで、それを
材料にしているため、すべてこの色になっているようです。


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メディナの中心、ジャマ・エル・フナ広場


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ラバやロバは、まだまだ主要な運送手段です。       現在はミナレットだけ残ってます。
街中にいると思わずパチリ。


マラケシュの見所と言えば、ジャマ・エル・フナ広場。
夕方になると大道芸や屋台がでるそうなのですが、この日はさらに南下しなくては
ならないので見ることが出来ませんでした。ちょっと残念です。

このあと、いよいよアトラス山脈を越えて乾燥した大地に行きます。



モロッコの写真です。 fotologue


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Casablanca [Morocco]


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Mosquee Hassan Ⅱ : Canon Digital IXUS Ⅱ




Casablanca


今回のコースはカサブランカからマラケシュ、アトラス山脈を越えてサハラへ
そして再びアトラス山脈を越えてフェズへ、最後に首都ラバトを巡ります。
「地球の歩き方」には砂漠を観るコースは約2週間必要と書いてあるのに、
半分の約1週間でモロッコの見所をまわってしまおうという、結構、無理があり
そうなコースです。長時間の移動のあとなので、この先体力的に何となく不安
であるけれど仕方がないです。

深夜に到着して、朝目覚めても何となくスッキリしない。珍しく時差ボケの感じ。
でも、窓から外を眺めると大きなミナレットが見える。
お祈りを告げるアザーンは聞こえなかったけれど、久しぶりにイスラームの国に
来たことを実感。気分が高まり、この先、この国はどんな姿を見せてくれるかと
考えながら朝食を取り、モロッコ1日目の出発です。

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突然ゲートが上がり始めました。でも、基本的に      天井の模様が綺麗です。
モロッコでは異教徒はモスクの中に入れません。

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アーチが綺麗。設計はフランス人だそうです。       正面はとても広い広場です。


先ず、最初に立ち寄ったところはハッサン2世モスク。1986年から8年がかりで完成
したモロッコ最大のモスクだそうです。大西洋に面した広い敷地内にあり、モスク内に
2万5000人、敷地内に8万人が収容できるようです。

近代的で面白くないモスクでしたが、ミナレットの高さは200mもあるということで
この大きさだけは素直にすごいと思いました。
でも、このモスクのおかげで高い税金が徴収されているそうで、ちょっと本末転倒
のような気がしますね。

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カサブランカ市内です。


それとカサブランカと言えば映画で有名なようですが、当方は観たことがないので
とりたててイメージが無いです。
街にはメディナもあるのですが、雰囲気はどちらかといえば近代的な商業都市。
人口も400万人もいるようです。高級な車も沢山走っていて、モロッコの第一印象は
結構、豊かな感じです。

そして、午後は次の都市マラケシュに移動です。
1日目は何となく盛り上がりに欠けて終了です。


つづく


モロッコの写真を少し載せました。 fotologue


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Air France [Morocco]


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Flying Blue : Canon Digital IXUS Ⅱ




Air France


今回は2回目のマグレブへの旅です。
利用した航空会社はエールフランス航空。
初のヨーロッパ系キャリアです。

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機体はB777-200。シート配列は3-3-3でした。      往路 成田-シャルル・ド・ゴール間のランチ


モロッコへのルートは、大きく分けて2つ、ヨーロッパ経由か中東経由になります。
今回は多少時間の節約できるヨーロッパ経由となり、初めてのヨーロッパの地に踏み
入れました。
成田からシャルル・ド・ゴール空港までは往路約12時間、復路約11時間となります。
そしてシャルル・ド・ゴールからカサブランカまでは往復とも3時間です。
自宅から現地まで約24時間の移動でかなり辛い移動です。

座席については、一応一人ひとりにモニターは付いていますが、面白い映画が上映さ
れておらず、あまり観ませんでした。
あと食事ですが、フランス系なので上品なのかも知れませんが、私には今ひとつ。
復路のチーズ&ハムのシンプルな朝食が一番美味しかったです。
最後部のセルフサービスカウンターではサンドイッチ、ハーゲンダッツ、カップヌー
ドル等が食べられるのですが、機内にカップヌードルの臭いが充満してました。^^

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復路 シャルル・ド・ゴール-成田間 ランチ            最後のブレックファースト



それと、機内ですがフランス人は寒いのが好きなのか、それとも暑いところに行くた
めのおもてなしかわかりませんが、冷房が効きすぎです。
必ず上着を持って乗ってください。

で、エールフランス航空の評価は、以下のとおり。
機体 ★★★★☆
料理 ★★★☆☆
CA  ★★★★☆(皆親切でフレンドリーです)
総合 ★4つかな。

最後に、帰国した時に驚いたのですが、日本に来る外国人の何という少なさか。
国ではVisit Japanなるキャンペーンをやってますが、現地のCNNニュースを観てい
ても日本の天気予報さえ、とばされている始末。
本当に存在感が無い国、日本です。
(でも、それが悪いと言っている訳ではありませんので。)


〔その他の情報〕
モロッコは査証は必要ありません。入出国は、古くからヨーロッパのリゾート地ということで、入出国
カードに記入するだけで問題ありません。
それと現在のレートは¥100=6.818DH(ディルハム)、1DH=¥14.6でした。
再両替する時には、両替明細書が必要になりますので、なくさないようにしましょう。



(2008年8月撮影)




〔機内食シリーズ〕
Etihad Airways (エティハド航空)
Air France (エールフランス航空)
Emirates Airline (エミレーツ航空)
Continental Airlines (コンチネンタル航空)
Uzbekistan Airways (ウズベキスタン航空)
Air China (中国国際航空)
Vietnam Airlines (ベトナム航空)
Northwest Airlines (ノースウェスト航空)
China Southern Airlines (中国南方航空)
Japan Airlines (日本航空)
Pakistan International Airlines (パキスタン航空)
Cathay Pacific Airways (キャセイパシフィック航空)


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地球の歩き方 [Morocco]


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arukikata : Canon EOS 350D




地球の歩き方 「モロッコ」



今回の旅行は、アフリカ大陸の一番北西、モロッコです。
チュニジア、アルジェリア、モロッコの三カ国を「陽の沈むところ」マグレブと呼んでいますが、
そのうちの一カ国です。

昨年のチュニジアから帰ってきた時に次に行きたいと思った国は、実はヨルダンだったのです。
これといった理由があるわけでは無かったのですが、何となくペトラ遺跡は見ておきたいと思って
いたのです。なので、今年の旅行も最初はヨルダンを中心にツアーを探していたのですが、最近の
旅行代の値上がり、そして休みと合うツアーが見つかりませんでした。

で、白紙から考えて、思いついた国が
① 直行便があり、比較的安く行けそうな「トルコ」
② 綺麗なモスクが見られる「イラン」
① 本格的な砂漠が見られる「モロッコ」
だったのです。
でも何故か全部イスラーム。(汗)

この中で、
イランはものすごく暑そうだったので、優先順位は下位。
次にトルコはツアーが沢山あって価格も手頃でしたが、逆にいつでも行けるかと思って、これまた下位。
結局、チュニジアの印象が良かったのと遠くに行けるのはなかなかチャンスがないと思って、無理して
モロッコにした訳です。旅行代と日数はヨルダンと変わらない値段になってしまいました。

モロッコは城壁都市のカスバ、サハラ砂漠、小さいけれどローマ遺跡があって楽しめそうです。
そして世界最大の迷宮都市があるということで、モロッコで迷子になってきます。



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